紆余曲折を経て、4年越しで改修に着手。
玄関ホールから階段まで一体だった吹抜けを光を落とす小さなvoidに。階段は180度反転掛け替え。
階段から2階へvoidから下へと空気が流れ、窓を開けると風が通る。
パッシブ換気とまではいかないけれど、近い動きを期待。

施主の抱えたモヤモヤを少しでも解消で
きればと、築浅だけど手を入れることに。機能とデザイン両面の内装改修が少しずつ進行中。
新しい建物ほど中途半端に手を入れると性能を悪くしてしまいますし、更に材料の値上がりや人材不足で、ひと昔前より経費もかかるため、希望と性能とコストの整理が難しい。
当初は、新しいためもったいないですし、ローンの負担も増えるため反対していたのですが、施主の人生設計のタイミングでもあり、引き受けることに。全て希望通りは難しいですが、依頼を受けた以上は出来るだけ改善し、施主が納得できる仕上がりになればと言う想いで進めています。