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2019/10~2020/10

設計依頼を受けた敷地は、交通量が多くバスも通る道路に面した、間口約33m、奥行きは長い所でも16.5mしかなく、最短部分は3.7mの極端に横長なほぼ三角地と言える敷地でした。

「平屋」「家事動線を短く」の二つが主な要望であり、予算条件から、まずは限りなくコンパクトな平面計画を提案をしました。ですが寝室が極端に小さい計画案だったため、暮らし方のイメージが沸かないということになり、基本構成は変えずに、できるだけ施主のイメージに近づけつつ、建築コストと暮らしのバランスを模索し、敷地形状、施主の希望、予算など、各条件を要約しながら、素直に整理したことで、必然的にうまれたのがこの平屋の住宅です。

裏側は敷地境界線に平行して外壁を計画し、建物の長寿命化と長期のメンテナンスコストも考え、シンプルな一枚の大屋根にしています。また、シンプルなために平らで単調になりがちな平屋の屋内空間をできるだけ豊かな環境にするため、大屋根と平行して傾斜する天井により、動線や用途に合わせて天井高さが変わる、少し特徴的な空間造りをしています。また、無垢材のように見える床は実は木ではなく、塩ビタイルです。技術の進歩でほとんどの方は気づかない程のクオリティーでありながら同様の無垢材よりコストを抑えられるため採用し、予算配分の調整を行っています。

そのため、この住宅ではオリジナルの照明や家具のほとんどを旭川家具メーカーであるガージーカームワークスで製作し、デザインを統一することが可能となり、定番の仕様でありながらも落ち着いた雰囲気のある屋内空間になっています。